高麗神社
ご祈願・お祓い

例大祭とは、一年に一度、神社に由緒ある日に行う大祭のことで、高麗神社では、曜日に関わりなく、
毎年10月19日に祭典を執行しております。

■ 高麗神社の例大祭

高麗神社の例大祭は、秋の実りを神さまに感謝する重要な祭事です。
午前10時、宮司以下祭員、本庁幣(神社本庁より供えられる幣帛)、遣幣使(神社本庁からの使者)、遣幣使随員、伶人(楽を奏す人)、地域の主立ちらが列を整えて参進し本殿前にて修祓(お祓い)を行います。その後、正面から本殿へ上がり祭典を執行いたします。
午後1時頃からは、境内にて「獅子舞」の奉納が始まり、全ての場面が舞われます。中でも「願獅子」という場面では、三頭の獅子が勢いよく本殿の前に飛び出して勇壮に舞うことから、本殿前には大勢の人が集まります。
獅子舞が終了すると、夕方6時頃から、氏子たちが主催する様々な余興や催し物が神楽殿を中心として行われ、集まった人たちは祭りの余韻を楽しみます。

■ 高麗神社の獅子舞

高麗神社の獅子舞は、毎年例大祭(10月19日)の当日、氏子の人たちによって奉納されています。起源は明らかではありませんが、神社に残る資料によりますと、徳川時代初期から奉納されてきた事が知られます。また、雌獅子一頭、雄獅子二頭による三頭一人立ちの風流獅子舞に分類され、「ししっくるい」と称される程、勇壮な舞と哀調をおびた篠笛の響きが特徴的です。
鳴物は、「笛」・「ササラ」・「ホラ貝」、所役は、「棒使い」・「貝吹き」・「天狗」・「おかめ」・「ササラ」
「導き」・「獅子」・「笛方」・「唄方」と総勢50名程です。場面は、「宮参り」・「獅子がくし」・「竿がかり」「願獅子(がんじし)」に分かれ、場面毎に獅子の役者がかわります。

□ 宮参り

小学生から中学生位までの子供が獅子となるため「子獅子(こじし)」とも言われます。客殿を出発、境内の外側を廻り、一の鳥居から境内に入り、参道を練り歩きながら本殿に参ります。その後、山上の水天宮に参り、役者が交代します。

□ 雌獅子隠し

「中獅子(なかじし)」と言われ、子獅子を終えた役者によって行われます。雌獅子隠しは、三庭の中で最も長く、獅子は水天宮を出発すると山下に戻ります。しばらく仲良く舞っていますが、突然一頭の雌獅子が花に隠され、それをいち早く探し出そうとする雄獅子が争いあいます。お互いを威嚇したり相撲をとったりする様が印象的です。

□ 竿がかり

「親獅子(おやじし)」と言われ、子獅子、中獅子を終えた役者が行います。仲良く花を愛でていた三頭の間に突然竿が入れられてしまい、取り残された雌獅子の元に行こうとする雄獅子が竿を乗り越えようとしたり、潜ろうとしたり様々な手を尽くします。

□ 願獅子(がんじし)

三庭のほかに行われる特別な獅子です。当社の獅子舞はご神前に奉納するに当たり、氏子は元より近隣の人々から様々な願がかけられます。願獅子はそれらのお願い事を神様に祈願するためのもので、役者も他の三庭を勤め上げた熟練者で無ければなりません。社殿を7回りし、ご神前に参るごとに激しく狂う様は、まさに「勇壮」の一言に尽きます。
「雌獅子隠し」と「竿がかり」の間に行われます。