高麗神社
ご祈願・お祓い
平成28年(2016)には、この高麗郡が設置されてちょうど1300年を迎えます。先人への感謝を表し、高麗神社では、地域の人々をはじめ、多くの方々に「高麗」の歴史を再認識していただくことで、先人の人への感謝を表し、地域の発展を願って、「高麗郡建郡1300年記念事業」を企画し、神社主催による様々な催し物を継続して行っています。
「高麗郡建郡1300年記念事業」には主に下記の4項目があります。このうち、「高麗神社に伝わる文化財展」と「雅楽奉納演奏会」は、現在は、9月の中旬〜下旬に行っている「高麗郷文化フェスティバル」という複合的行事の中で行われています。

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■ 高麗神社に伝わる文化財展(社殿工事の為休止中)

「高麗神社に伝わる文化財展」は、1300年記念事業を発足した平成14年の当初から行っている企画で、一連の記念事業のなかでも中心的な事業です。現在では9月中旬から下旬にかけて行われる複合イベント「高麗郷文化フェスティバル」の期間内に行っています。
会場は、高麗神社参集殿の大広間を使用し、例年テーマを設定して神社所蔵の文化財を展示しています。展示期間では毎日、学芸員が展示説明会を行い、一般の方にもわかりやすく解説しています。これまで展示してきた内容は、時代・分野とも多岐にわたり、高麗神社が歩んできた1300年の足跡を多くの方にご覧いただいています。

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■ 雅楽演奏奉納会(社殿工事の為休止中)

雅楽奉納演奏会は、9月中旬から下旬にかけて行われる複合イベント「高麗郷文化フェスティバル」の期間内に、1日限定で土・日または祝日に行っています。
雅楽には、大陸伝来以前から日本に存在していた「国風歌舞(くにぶりのうたまい)」と平安期にできた「朗詠(ろうえい)」・「催馬楽(さいばら)」、そして中国大陸や朝鮮半島を経て伝来し、その形式を模して作られた「唐楽(とうがく)」及び「高麗楽(こまがく)」があり、このうち高麗楽は、元々高句麗伝来の音楽を示していました。
雅楽奉納演奏会では、この高麗楽を中心に「管弦」と、舞が加わる「舞楽」を演奏しています。

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■ 社史編纂事業

高麗神社及び高麗家に所蔵されている資料は『大般若経』(国指定重要文化財)『高麗氏系図』(日高市指定文化財)を始めとして、5000点を超えています。多くは近世以降のもので、修験道に関するもの、神社の祭礼に関するもの、教育に関するものなど多岐に渡っています。
高麗神社ではこれらの資料を翻刻し、広く研究の資料として供してゆくため平成15年から社誌編纂事業を開始しました。既に平成18年に『高麗神社・高麗家文書目録』を発刊しました。資料の整理を進めつつ、関係諸家の調査もあわせて行い、平成22年11月に資料集第一巻を刊行する予定です。
『高麗神社史料集 第一巻 大般若経奥書集』を刊行

高麗神社が所蔵する『大般若経』は、13世紀初めに高麗氏23代麗純(れいじゅん)の五男「慶弁(けいべん)」が7年余りの歳月を費やし書写したものです。現在、国の重要文化財に指定されています。
『大般若経』とは正しくは『大般若波羅蜜多経』といい、唐の玄奘三蔵が訳出した経典です。般若経典を集大成したもので、全600巻、字数は500万字にのぼります。大般若経は、書写すること、読誦すること、保持することによって諸々の神の守護が得られるとして、我が国では奈良時代以降、各地で盛んに筆写されました。
慶弁は書写した各巻の奥書(おくがき)に、書写の年月日や、料紙や筆などの寄進者名を記録しています。さらに、酒・塩・言語を断ち、身を清めて、一文字ごと釈迦の名号を唱え、一行ごとに諸仏を礼拝しながら書写したことなども記されています。
慶弁が書写を開始した1211(建暦元)年から来年でちょうど800年を迎えることから、高麗神社所蔵の456帖の奥書に加え、宮内庁書陵部所蔵の15帖の奥書など、現存する全ての奥書を翻刻・収録した、横田稔編『高麗神社史料集 第一巻 大般若経奥書集』(高麗神社社務所、2010年)を刊行致しました。A5版、310頁、ISBNは、978-4-903573-02-1です。
すでに、都道府県立図書館や主要な大学図書館、日高市近郊の公共図書館などに寄贈致しました。非売品で、一般に頒布することはありませんので、お近くの公共図書館などでご利用いただくようにお願い致します。本書が多くの方々に適切に活用され、研究活動の一助となるように願っています。なお、所蔵図書館の検索は下記のOPACが便利です。

国立国会図書館 総合目録ネットワークシステム (http://unicanet.ndl.go.jp/)
国立情報学研究所 総合目録データベースWWW検索サービス (http://webcat.nii.ac.jp/)
埼玉県立図書館 埼玉県内公共図書館等横断検索システム(http://cross.lib.pref.saitama.jp/)

■ とらい倶楽部

高麗神社は一般の方を対象として、神社が継承している日本の文化をわかりやすく伝え、神社に親しんでもらう講座を開催しています。現在では、神主の作法を体験してもらうことで、神に仕える有り様を知っていただき日常の生活に役立てていただく「神主作法入門」等を開催しています。

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